ニュース その他製造 作成日:2018年6月13日_記事番号:T00077583
アパレル受託生産大手、儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)の洪鎮海董事長は、今年初めに新規顧客を5社獲得し、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)顧客2社からを含めて今年通年の受注に懸念はないと明らかにした。その上で、今年は新規顧客、新製品が貢献して、平均販売価格(ASP)は10~20%上昇、業績は2桁成長するとの見通しを示した。13日付工商時報が報じた。
洪董事長は、ベトナムのミースアンB1ティエンフン工業団地(バリアブンタウ省)の工場の生産ライン90本のうち、上半期に65本が稼働したと説明。年末に全ラインが稼働し、月産能力は140万~150万着に達する見通しだという。
洪董事長は、高単価のジャカード素材は来年2月まで受注見通しが立っていると明らかにした。今年は低単価製品の受注を減らすため、通年の受注量は前年と比べてそれほど伸びないが、高単価製品の割合が高まるため大幅な増益が期待できると述べた。
洪董事長はこのほか、工業技術研究院(工研院、ITRI)と共同開発した健康・介護用のスマート衣料について、生体情報の測定テストが年末に完了する見通しだと明らかにした。ただ、今後3~5年は業績への貢献は限られると述べた。
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