ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月13日_記事番号:T00077588
コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の羅智先(アレックス・ルオ)董事長は12日、先月29日に板橋駅(新北市)の地下街にオープンしたコスメブランド「K・seren」とセブン-イレブンの複合店舗について、売上高が30~40%増加したと明らかにした。13日付工商時報が報じた。
羅董事長(左)は、フライドチキン店との複合店舗もあり得ると語った(12日=中央社)
また、今月4日に台北都市交通システム(MRT)行天宮駅そばでオープンした、統一佳佳のスポーツジムとの複合店舗「7-ELEVEN X BEING fit」についても、ベンチャーキャピタル(VC)が出資意向を表明した他、中南部の加盟店オーナーも興味を示していると明かした。
羅董事長は、セブン-イレブンは台湾全土に5,200店以上あるが、従来型の店舗では特定の顧客の需要に対応できなくなっていると説明。その上で、今後も統一グループの他の事業との複合店舗を展開すると表明した。また、異業種連携も視野に入れていると明らかにした。
統一超商は、2017年売上高が2,211億3,000万台湾元(約8,200億円)、純利益が310億2,000万元、1株当たり純利益(EPS)が29.83元と、いずれも過去最高を記録した。同日の株主総会で、同社として過去最高となる1株当たり25元の現金配当を行うことを承認した。
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