ニュース 電子 作成日:2018年6月14日_記事番号:T00077599
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスは顧客8社からの計5分野の製品の受注が好調で、来年は7ナノの売上高が前年比277%増、売上高構成比は今年の10%未満から29%に上昇、TSMCのファウンドリー売上高世界シェアは今年の56%から60%に拡大するとの分析がドイツ証券から示された。14日付工商時報が報じた。
ドイツ証券の周立中・半導体産業アナリストは、TSMCの7ナノは▽アップル▽クアルコム▽深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)──からスマートフォン用チップ、ブロードコムと聯発科技(メディアテック)からネットワークチップ、エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)からゲーム用(ゲーミング)GPU(グラフィックスプロセッサー)、ザイリンクスからFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、および仮想通貨の採掘(マイニング)装置向けASIC(特定用途向けIC)を受注したと指摘した。
クレディ・スイスは、TSMCはクアルコムからスナップドラゴン400シリーズを受注しており、今年の売上高は前年比約10%増加すると予想した。
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