ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月14日_記事番号:T00077615
ライブ配信アプリ「17直播(17ライブ)」を展開するM17エンターテインメントは、6日にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場セレモニーを行ったものの、株式の売買を開始できず、出来高ゼロの異例の状態が続いていたが、同社は13日になって「NYSEでの上場計画を延期する」との声明を発表した。当面は非上場で経営を続ける。14日付工商時報が伝えた。
M17エンターテインメントの従業員向け文書。上場予定が遅れ、投資家の興味が薄れたなどと説明した(13日=中央社)
M17エンターテインメントは当初、新規株式公開(IPO)により、公募価格1株10~12米ドルで約751万株を発行し、1億米ドル以上を調達する計画だった。しかし、公募価格は8米ドル、資金調達額は約6,010万米ドルにとどまっていた。
証券業界によれば、IPOのプロセスで株式取得代金の入金が完了しなかった上、市場で同社に対するネガティブな情報が飛び交い、最終的に投資家が同社への投資を取りやめ、幹事証券会社もIPOから撤退したことから、上場延期を余儀なくされたもようだ。
上場先を日本や香港に変更するのではないかとの説もあるが、M17エンターテインメントはコメントしていない。
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