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田辺三菱製薬、爪白癬治療剤の販売に認可


ニュース 医薬 作成日:2018年6月15日_記事番号:T00077637

田辺三菱製薬、爪白癬治療剤の販売に認可

 田辺三菱製薬(本社・大阪市中央区、三津家正之社長)は14日、科研製薬(本社・東京都文京区、大沼哲夫社長)の爪白癬(つめはくせん)治療剤「Jublia」(ジュブリア、一般名・エフィナコナゾール、日本販売名・クレナフィン)が、衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)より台湾での販売承認を受けたと発表した。

 ジュブリアは、田辺三菱製薬の子会社で、台湾での独占販売権を持つ台田薬品が販売承認を取得した。承認を受けて早期販売を目指す。

 同社は、ジュブリアは科研製薬が創製した新規トリアゾール系化合物エフィナコナゾールを有効成分とし、爪の構成成分であるケラチンとの親和性が低いことから爪の透過性に優れ、爪の中や爪床(そうしょう、爪の下の皮膚)に浸透することにより爪白癬に優れた臨床効果を発揮すると説明した。日本では科研製薬が2014年9月に発売、米国、カナダ、韓国でも「Jublia」の商品名で販売している。