ニュース 建設 作成日:2018年6月15日_記事番号:T00077639
大手デベロッパーの冠徳建設は、台北市信義計画区の高級物件「冠徳信義」を1坪330万台湾元(約1,220万円)で7月下旬にも発売するもようだ。15日付工商時報が伝えた。
洪錦欽総経理によると、冠徳信義の分譲価格は1坪250万~330万元となる見通しで、販売総額は220億元を見込む。高値が付くのは15階以上の高層部分となる見通しだ。
台湾不動産市場では、2012年に彭淮南前総裁が不動産ローン規制に乗り出したきっかけとなったラインにちなんで、1坪300万元の大台が「彭淮南防衛ライン」と呼ばれる。当時はデベロッパーが投機をあおる目的で流したうわさだったが、今回冠徳建設が分譲価格を1坪300万元台に設定すれば、デベロッパーが正式に「彭淮南防衛ライン」に挑戦するケースとなり、市場の注目を集めている。
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