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ソフトワールドの役員改選、反主流派は董事1人のみ


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月15日_記事番号:T00077642

ソフトワールドの役員改選、反主流派は董事1人のみ

 オンラインゲーム大手、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)は14日の株式総会で役員改選を行い、現経営陣を支持する主流派から董事6人、監察人2人が選ばれ、反主流派からは同業の網銀国際傘下の興天科技の代表が董事1人に選出されたにとどまり、遊戯橘子数位科技(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)の劉柏園董事長は落選した。15日付工商時報が報じた。

/date/2018/06/15/11softorld_2.jpg経営の安定を守った王俊博ソフトワールド董事長。「反主流派がさらに戦いを挑んできても歓迎だ」と語った(14日=中央社)

 今回の役員改選では、定数の董事7人、監察人2人に対し、網銀国際率いる反主流派が董事に4人、監察人に1人を出馬させ、主流派と反主流派が委任状の獲得合戦を展開していた。反主流派は董事2人の派遣を目標としたが及ばなかった。主流派も完勝はならず、両者痛み分けの結果となった。

 ソフトワールドの董事会はこれまで全員が生え抜きのメンバーだったが、反主流派の董事が誕生したのは初めてだ。ただ、反主流派が経営権を脅かすことは現時点ではない見通しだ。