ニュース 金融 作成日:2018年6月15日_記事番号:T00077645
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の李彬総経理は14日、台湾と日本を相互に訪問する旅行者をターゲットにソフトバンクと共同で提供するブロックチェーン技術を応用した越境モバイル決済サービスを年末に開始すると表明した。15日付工商時報が報じた。
李総経理は、ソフトバンクとの提携により双方のプラットフォームが利用できるようになり、今後、遠伝のモバイル決済サービス「friDay(フライデー)銭包」のユーザーが日本で、ソフトバンクのモバイル決済サービスのユーザーが台湾で、それぞれのサービスを利用した支払いが可能になると説明した。
遠伝はソフトバンクなどが昨年発足させた、通信事業者向けブロックチェーン技術の共同開発で協力するコンソーシアム「CBSG」に台湾の通信キャリアとして初めて加入した。
CBSGには現在、携帯通信事業者の業界団体、GSMアソシエーション(GSMA)に加盟するアジアや欧州の大手キャリアが加わっているが、遠伝とソフトバンクのモバイル決済サービスは、GSMAの会員企業がブロックチェーンを利用した越境サービスにおいて提携する初めてのケースとなる。
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