ニュース 金融 作成日:2018年6月15日_記事番号:T00077646
王道商業銀行(オーバンク)の駱錦明董事長は14日、インターネット専業銀行の設立に向けて無料通話アプリのLINE(ライン)と進めてきた提携交渉を打ち切ったと明らかにした。15日付経済日報が報じた。
駱董事長は、同行はインターネット専業銀行の設立に向けて人材、設備投資に数十億台湾元(1元=約3.7円)を投入してきたが、LINEと共同で設立した場合、同行が保有する持ち株は少なく、採算が合わないためLINEとの交渉を中止したと説明した。
駱董事長は、11月末までに100億元規模の増資を行うと説明。▽お金の貸し手と借り手をインターネット上で仲介する「ピア・ツー・ピア(P2P)レンディング」▽電子商取引(EC)▽電子決済──などの業者から出資を募り、共同でインターネット専業銀行を開設する計画だ。
王道銀行は同日、授権資本金を現在の300億元から350億元に引き上げることを株主総会で承認した。同行の払込済資本金は241億元であるため、最大109億元の増資が可能となる。
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