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一生に2回、200万元の無利子住宅ローン導入


ニュース 金融 作成日:2008年5月29日_記事番号:T00007765

一生に2回、200万元の無利子住宅ローン導入

 
 廖了以内政部長は28日、新婚時と子供が成長した後の住み替え時に200万台湾元(約680万円)の住宅購入資金を最初の2年間に限り無利子で貸し付ける新制度を来年から導入する考えを明らかにした。馬英九総統の選挙公約に沿ったもので、内政部は細部の検討を進めている。29日付経済日報が伝えた。

 構想では、20歳から39歳までの若年層が対象で、具体的な金額、対象戸数は検討中だ。中央銀行は「銀行の資金は充足しており、内政部が予算を組んで金利を肩代わりするので、銀行側の制度導入にも問題はない」との認識を示した。

 ただ、貸出額全体に上限を設けるか、優遇ローンをその他の政策ローンと組み合わせることを認めるかどうかなど、細部の検討が必要となる。

 馬総統は選挙期間中、若年層からの支持獲得を狙い、無利子住宅ローンの導入を政見に掲げていた。