ニュース 電子 作成日:2018年6月19日_記事番号:T00077650
18日付経済日報によると、下半期に発売が見込まれるアップルのスマートフォン「iPhone」新製品について、出荷が本格化するのは当初予想された第3四半期ではなく、第4四半期にずれ込む恐れがあるとの見方が業界で出ている。これに伴い、同機種向けプロセッサー「A12」の生産を7ナノメートル製造プロセスにより独占受注する台湾積体電路製造(TSMC)の第3四半期売上高は、例年の前期比10~15%増に比べ小幅成長にとどまると観測されている。18日付経済日報が報じた。
このほか、エヌビディアの最新GPU(グラフィックスプロセッサー)「チューリング」も量産開始が当初予定されていた6月から下半期にずれ込むと伝えられており、TSMCの第3四半期業績に影響を及ぼす可能性がある。
ただ、第4四半期に「A12」の出荷が本格化することで、TSMCの通年売上高は過去最高を更新すると予想されている。
観測に対しTSMCは、特定の顧客や受注についてはコメントしないとしているが、現時点で「通年売上高で5~10%成長」の目標は変更しないと強調。また、7ナノプロセスの売上構成比について第4四半期は20%、通年では10%を目指すのも変わらないと説明した。
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