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半導体封止のシンテック、イメージセンサー撤退へ


ニュース 電子 作成日:2018年6月19日_記事番号:T00077651

半導体封止のシンテック、イメージセンサー撤退へ

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の子会社で、半導体パッケージング(封止)メーカーの精材科技(シンテック)は15日、今後1年以内に12インチウエハーレベルのイメージセンサー封止業務を終了すると発表した。16日付工商時報が報じた。

 シンテックは、2014~15年に12インチウエハーレベルのイメージセンサー封止ラインを設置し、稼働したが、コンシューマーエレクトロニクス向けの需要が予想を下回り、車載向けも生産コストが依然高いことから競争力がなく、黒字転換が見込めないため業務終了を決定したと説明した。

 シンテックは第2四半期に9億6,100万台湾元(約35億円)の減損を計上する予定だ。