ニュース 電子 作成日:2018年6月19日_記事番号:T00077655
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の林百里(バリー・ラム)董事長は15日、同社では現在、医療分野への人工知能(AI)技術の導入に対する投資を強化しており、連日のように病院を訪れ、同技術の売り込みを行っていると語った。16日付工商時報が報じた。
林董事長(右)は「われわれはAIハード機器で必ず勝利する」と語った(15日=中央社)
林董事長は台湾ハイテク業界でAIが注目を集めるようになったのはここ2年のことだが、クアンタは10年以上前から米マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同でAI研究を行ってきたと強調。「人工知能(AI)はハイテク業界に今後30年で最も重要な革命をもたらす」との見方を示した上で、同社の全ての事業で既にAI技術との連携を進めていると語った。
うち医療分野については、これまでに台北医学大学と共同でスマート病院の模擬実験室を立ち上げた他、自社の研究施設「広達研究院」を通じてクラウドコンピューティング技術を活用した遠隔介護システムや、スマート医療プラットフォームを開発。今年、オランダのロッテルダムで実際に運用を開始する予定だ。
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