ニュース 公益 作成日:2018年6月19日_記事番号:T00077665
東京電力パワーグリッド(本社・東京都千代田区、金子禎則社長)は15日、台湾高速鉄路(高鉄)台南駅周辺をエコ産業の集積地として整備する「沙崙智慧緑能科学城(沙崙スマート・グリーンエネルギー・サイエンスシティー)」計画で、成功大学(台南市東区)と開発のコンセプト検討と実証事業を行うための連携協定を締結したと発表した。
協定締結式のもよう。東電PGは今回の事業への取り組みを、他国・他地域で展開することも視野に入れている(東電PGリリースより)
両者は、沙崙智慧緑能科学城において、コミュニティー・エネルギーマネジメントシステム(CEMS)を開発し、分散設置される再生可能エネルギーを統合・制御するバーチャルパワープラント(VPP)および電力の供給力不足や再生可能エネルギーの出力変動に対応するためのデマンド・レスポンス(DR)に関する実証事業を行う。また、各種エネルギーデータの活用による住民向けサービスに関する実証事業を行うと同時に、第2期計画として開発が予定される「サルン・スマート・循環・エコロジー都市」のコンセプト検討を行う。
東電PGは、送配電事業や再生可能エネルギーに関連する技術を今回の事業に生かし、サイエンスシティーのエネルギー管理、コミュニティー住民の生活の質向上に役立つサービスの開発に取り組むと同時に、台湾政府が目指す再生可能エネルギーの導入・促進に貢献したいとしている。
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