ニュース 社会 作成日:2018年6月19日_記事番号:T00077672
台湾で端午節(旧暦5月5日、2018年は6月18日)の風物詩といえば、ドラゴンボートレース。今年も18日には各地の川や湖で大会が開かれたが、特に彰化県鹿港鎮では夜間にレースが実施され、色とりどりの発光ダイオード(LED)ライトで飾られたをドラボンボートが川を進む幻想的な光景が観客を魅了した。
彰化県は、夜の鹿港を楽しんでほしいと呼び掛けた(リリースより)
彰化県の魏明谷県長によると、端午節では福鹿渓で日中にドラゴンボートレースを行ってきたが、あまりの暑さに体調を崩す者が少なくなかったという。このため、昨年より夜間にもレースを実施するようにしたところ、電飾の美しさも手伝って大きな話題を集めた。
そして今年は137ものチームが参加。中国・アモイをはじめ世界約30カ国・地域の選手が出場する国際色豊かな台湾最大のドラゴンボートレースに成長した。
また鹿港では5月26日から端午節を挟み、今月24日まで一連のイベントを実施しており、地元の寺院やコミュニティー、「老街」(清朝や日本統治時代の町並みが残る商店街エリア)でさまざまなイベントが行われている他、鹿港芸術村では夜間に水と光のショーを展開。道路の約30メートルにわたり、ライトアップされた水の柱が6メートルの高さまで吹き出す壮観な光景が観客を引きつけている。
さらに今年は、かつて同地の端午節でもう一つの目玉イベントだった、福鹿渓を挟んでの綱引き合戦を復活させて大きな話題を呼ぶなど、年々、活気を増しているようで、今後、一大観光イベントに成長するかもしれない。
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