ニュース 電子 作成日:2018年6月20日_記事番号:T00077674
華新麗華(ウォルシン・リーワ)グループの受動部品メーカー、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)は19日、同業の佳邦科技(インパック・テクノロジー)の第三者割当増資を引き受け、同社の株式30.5%を18億3,200万台湾元(約67億円)で取得すると発表した。これにより、華新科技は業界最大手、国巨(ヤゲオ)の孫会社、凱美電機(ジャミコン)を抜いて筆頭株主に躍り出る。20日付経済日報が報じた。
凱美電機は今年4月に佳邦科技の株式10.05%を取得した後、株式を買い増し、筆頭株主に浮上していた。華新科技の増資引き受けにより、凱美電機の持ち株比率は19.63%から13.55%に低下することになる。
佳邦科技はRFデバイス、保護部品などを主力としている。華新科技は「佳邦科技とは戦略が共通している。董事を派遣するかどうかは、改選時に改めて検討する」と説明した。
一方、凱美電機の翁啓勝董事長は「華新科技が経営主導権を握ったからには、経営に成功することを願っている」とした上で、佳邦科技に対する持ち株を売却する意向を示した。華新科技はヤゲオ陣営との経営主導権争いに事実上勝利した格好だ。
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