ニュース 建設 作成日:2008年5月29日_記事番号:T00007768
不動産仲介業者の信義房屋はこのほど、台北市内にある自社物件「信義大楼」のオフィス賃貸料を大幅に引き上げた。台北市の高級オフィス物件では賃料値上げの動きが広がりそうだ。29日付工商時報が伝えた。
信義房屋が昨年5月に同物件を49億8,000万台湾元(約171億5,000万円)で購入して1年足らずで、資産価値は少なくとも100億元を超えたとみられる。これを受け、信義大楼に入居している台湾高速鉄路公司との賃料は、契約更新に合わせ1坪当たり3,000元から4,000元へと一気に引き上げられた。1階の玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)の賃料も現在の同5,000元から次回更新時に同7,000元に引き上げられる見通しだ。信義房屋は投資利回り目標を4.5~5%に上方修正した。
このほか、台北世界貿易センターの国貿大楼も29日、賃料値上げを発表するなど、賃料相場は3,000元台が定着しつつあるようだ。
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