ニュース 機械 作成日:2018年6月20日_記事番号:T00077680
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長ら業界関係者は、中国で景気が拡大、欧州経済も予想を上回っている他、米国では製造業の国内回帰政策が進められ、設備の更新や増設に補助金が支給されていることから、台湾の工作機械業界も活況を呈していると説明した。ただ、部品の生産が追い付いておらず、受注から出荷までの期間が通常の6~8カ月から8~10カ月に伸びているという。20日付工商時報が報じた。
台湾の工作機械業界では現在、第4四半期~来年第1四半期まで受注見通しが立っている。ただリニアガイド、ボールねじ、板金加工部品、鍛造部品などの部品が供給不足に陥り争奪戦となっており、工作機械メーカーはサプライヤーと調達量や価格交渉を進めると同時に、代替サプライヤーからの調達も模索している。
工作機械大手、程泰機械(グッドウェイ・マシン)は、代替調達先を探しているが、状況の改善には1~2カ月を要するとみている。台湾滝沢科技は鍛造部品の不足に対し、調達先を分散させる対策を講じており、第3四半期に改善すると見込んでいる。
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