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台肥の新竹D7区画、ノバテックに一部売却か


ニュース 建設 作成日:2018年6月20日_記事番号:T00077683

台肥の新竹D7区画、ノバテックに一部売却か

 台湾肥料(台肥)が新竹市に保有する「台肥新竹科技商務園区」の開発用地のうち、D7区画の7,000坪余りの用地取得に向け、液晶ドライバIC大手、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)が台肥と交渉を進めているもようだ。ノバテックは事業拡大のため同地に本社ビルと研究開発(R&D)センターを建設する計画とみられる。20日付工商時報が報じた。

 台肥は同地の売却について7月上旬に政府系株主の同意を取り付け、同月末の董事会で承認する見通しとされる。

 同地の時価は1坪当たり40万台湾元(約146万円)以上で、ノバテックへの売却額は30億元を上回るもようだ。証券会社は、台肥の売却益は20億元以上になると予想した。

 D7区画は商用地7,746.4坪と住宅用地6,533.6坪から成る。台肥はノバテックへの売却分を除いた用地は自社で開発する予定だ。