ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月20日_記事番号:T00077686
台北市中山区のシネマコンプレックス、美麗華影城(ミラマー・シネマズ)大直影城が19日、突然全体の6割のスクリーンを閉鎖。約20回の上映が取り消された。20日付聯合報によると、美麗華集団内の経営面での混乱の影響で正社員が全員離職し、新任の従業員が放映に使う機材の扱い方が分からず壊してしまい、閉鎖を余儀なくされたという。
この問題で、台北市政府観光伝播局は、機材問題の速やかな解決、および既に販売した映画チケットの払い戻しと補償措置を講じるよう美麗華影城に求めた。
大直影城は、美麗華影城の本社「美麗新娯楽」ではなく、ショッピングセンター、美麗華百楽園(ミラマー・エンターテインメント・パーク)傘下の「美麗華娯楽」が経営している。美麗華娯楽は今年3月に黄世杰前董事長が株主総会で解任され、次女の黄秋香氏が董事長に就任した後、2019年10月に期限を迎える美麗新娯楽との契約を一方的に打ち切っていた。突然のスクリーン閉鎖は、こうした経営面での混乱が現場に影響したためとみられている。
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