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初の台湾製無人中型バス、台中花博で試験走行へ


ニュース 運輸 作成日:2018年6月20日_記事番号:T00077691

初の台湾製無人中型バス、台中花博で試験走行へ

 電動バス(EVバス)大手、華徳動能科技(RAC EV)が工業技術研究院(工研院)資訊通訊研究所(資通所)などと共同開発した初の台湾製無人中型バスが、今年11月3日に開幕する台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)に合わせて同市水湳生態経貿園区で試験走行を行う。無人中型バスの試験走行は世界初となる。20日付工商時報が報じた。

 華徳動能の無人中型バスは18座席で30人以上が搭乗可能。台中花博がプレオープンする9月から試験走行を開始する予定だ。

 華徳動能の蔡裕慶董事長は、同社がバスを提供し、台中市政府が入札で選出した企業が運行を担当すると明らかにした。今後は大学や工業園区、科学園区、加工出口区(輸出加工区)など閉鎖的空間での導入を働き掛けると表明した。

 華徳動能の無人中型バスは2020年第1四半期の商用化後、海外に輸出する予定だ。