ニュース 農林水産 作成日:2018年6月20日_記事番号:T00077692
植物の成長調節剤、成長剤を開発する正瀚生技(CHバイオテックR&D)は19日、中部科学工業園区(中科)中興新村高等研究園区(南投県南投市)に建設した本社ビルおよび研究開発(R&D)センターの運用を開始した。呉正邦同社董事長は「当センターを台湾精密農業の重要拠点とし、世界市場への橋渡し役となる」と抱負を語った。20日付工商時報が報じた。
呉正邦CHバイオテック董事長(右4)らが記念のテープカットを行った(19日=中央社)
CHバイオテックが新設したR&Dセンターには最先端の実験室の他、さまざまな環境条件の下でシミュレーションが可能が人工気象室、主要な作物の栽培方法に適応した温室が設置され、今後、植物学の基礎研究、技術の集積、製品イノベーションを進める方針だ。
呉董事長は同センターを通じて、農業バイオテクノロジーの研究成果を、全世界で販売可能な経済価値を備えた製品に結び付けたいと語った。
なお同社は今後10年、台湾での投資を継続する方針で、彰化浜海工業区(彰化県)での菌株の培養工場建設や、台南市におけるテーマパーク方式のバイオ園区開発を計画している。
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