ニュース 電子 作成日:2018年6月21日_記事番号:T00077702
21日付工商時報によると、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は来年、10ナノおよび7ナノメートル製造プロセス製品の年産能力が、今年の4倍に当たる110万枚に拡大するとの観測が外資系証券業界から伝えられている。
TSMCが既に量産を開始した7ナノプロセスは、クアルコムからスマートフォン用チップ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)から中央処理装置(CPU)の受注を得て、第4四半期に生産開始、来年は出荷が拡大すると予想されている。このためTSMCは来年、10ナノ、7ナノプロセスともに、生産ラインのフル稼働が続くと見込まれる。
TSMCはまた、7ナノプロセスでザイリンクスのFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)のスマホ用チップやニューラルネットワークプロセッシングユニット(NPU)などを受注しているとされる。7ナノプロセスの売上構成比は、同社が目標とする今年第4四半期に20%、通年で10%の達成がほぼ確実とみられる。
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