ニュース 電子 作成日:2018年6月21日_記事番号:T00077705
市場調査会社、IDCの予測によると、VR(バーチャルリアリティー、仮想現実)/AR(拡張現実)端末の今年の出荷台数は890万台と、前年比6%増える見通しだ。宏達国際電子(HTC)などのスマートフォンやパソコン不要の一体型(スタンドアロン型)VR端末投入が楽観の理由だ。2022年にはVR/AR端末の出荷台数が6,590万台に上ると予測した。21日付工商時報が報じた。
IDCは、今年の楽観理由として、HTCや聯想集団(レノボ)の中~高価格帯、小米科技(小米、シャオミ)やフェイスブック(FB)傘下オキュラスの低~中価格帯の一体型VR端末を挙げた。ユーザーの利便性が向上する上、価格も徐々に下落すると見込む。またゲームや映画などコンテンツも充実してきており、教育分野でも使えると指摘した。
AR端末については、現在の出荷台数は全体の1割満たないものの、一体型端末が増えるに伴い、19~21年に倍増し、22年にVR/AR端末の内訳は6:4になると予測した。
一方、今年第1四半期のVR/AR出荷台数は120万台と、前年同期比30.5%減だった。IDCは、サムスン電子のキャンペーン終了、中国でスマホに接続して使用する低価格VR端末の需要が縮小していることが主因と指摘した。
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