ニュース 電子 作成日:2018年6月21日_記事番号:T00077706
NAND型フラッシュメモリーの供給過剰を背景に、今年は大容量SSD(ソリッドステートドライブ)の価格が下落し続けており、主流製品のTLC(トリプルレベルセル)規格の240ギガバイト(GB)SSDは6月中旬に40~43米ドルと年初来30%下落し、過去最低を記録した。価格下落によりSSD需要は高まっており、NAND型フラッシュメモリー用コントローラーIC設計大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は、スマートフォン用NAND型フラッシュメモリーの需要期である下半期の業績成長が見込まれている。21日付工商時報が報じた。
昨年NAND型フラッシュメモリーは供給不足によって価格が大幅に上昇し、これによりSSDは昨年下半期、販売がほぼ停滞した。ただ、▽サムスン電子▽SKハイニックス▽マイクロン・テクノロジー▽東芝──などの大手が今年から64層3次元(3D)NAND型フラッシュメモリーの量産を開始したことから、市場は一転、供給過剰になっている。
証券会社は、ファイソンは下半期にSSDコントローラーICなどの出荷拡大が期待でき、業績は上半期を上回ると予想した。
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