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眼科医療機器、サンダータイガーがQ4量産へ


ニュース 医薬 作成日:2018年6月21日_記事番号:T00077713

眼科医療機器、サンダータイガーがQ4量産へ

 ラジコン模型大手、雷虎科技(サンダータイガー)の陳冠如董事長は20日、台中工業区の本社に新設した目元マッサージ器などの眼科医療機器工場が第4四半期に量産、出荷を開始すると明らかにした。21日付経済日報が報じた。

 サンダータイガーの眼科医療機器は5月末に海外大手メーカーの認証を取得した。新生産ラインへの投資額は3,000万台湾元(約1億1,000万円)。

 このほか、サンダータイガーは来月、給電ケーブル付きの無人ヘリコプターと水素燃料電池搭載の無人ヘリコプターを発表する予定だ。給電ケーブル付きの無人ヘリコプターは最終的なテスト段階に入っており、近く商用化する。水素燃料電池搭載の無人ヘリコプターは第3四半期末にテストが完了し、第4四半期に販売を開始する見込みだ。両製品は内政部消防署や新北市、台中市、南投県など地方の消防局、中華電信などが購入意欲を示しているという。

 証券会社は、サンダータイガーはここ2年間、医療機器と産業用無人ヘリコプター事業に注力してきた結果、粗利益率が上昇していると指摘。今年の売上高は10億元を突破し、黒字転換する可能性があると予想した。