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陽明海運が認識、「値上げムードある」


ニュース 運輸 作成日:2018年6月21日_記事番号:T00077717

陽明海運が認識、「値上げムードある」

 原油価格が上昇する中、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)の謝志堅董事長は20日、運賃値上げのムードが形成されつつあるとの認識を明らかにした。21日付経済日報が伝えた。

 海運業界では最大手マースクラインが顧客に対し、緊急燃料サーチャージを請求すると通告した。これについて謝董事長は「運賃値上げムードの形成につながる。貨物積載率も高水準を維持している」とし、今年上半期の運賃は前年同期を下回ったが、第3四半期の運賃については「悲観していない」と述べた。

 謝董事長は、米中貿易摩擦に加え、船舶燃料価格が20~25%上昇していることから、今年はコンテナ海運業界にとって「試練の1年になる」との見方を示した。そして、石油輸出国機構(OPEC)が22日に原油増産を決定することに期待感を示した。