ニュース 電子 作成日:2018年6月22日_記事番号:T00077725
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)と同業大手の矽品精密工業(SPIL)を傘下に収める持ち株会社、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)は21日、4月30日の上場後初となる株主総会を開催した。日月光投資控股の呉田玉営運長は、SPILとの経営統合の効果は来年から現れ、今後7年間も2000~17年と同様に年平均成長率(CAGR)10%が期待できると強調した。22日付経済日報が報じた。
呉営運長は、株主は株価を期待しており、今後数カ月の業績で応えたいと語った(21日=中央社)
呉営運長は、ASEとSPILの封止・検査の世界市場シェアは計52%に上ると指摘。中国当局の要求により両社は現在、研究開発(R&D)でしか提携できないが、既にシステム・イン・パッケージ(SiP)に必要な埋め込み基板、先進技術のファンアウト型パッケージングの研究開発で提携を進めていると説明した。
呉営運長は、第2四半期から通信、パソコン、消費者向け電子製品、車載向けの需要が安定しており、年内は成長が期待できると述べた。
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