ニュース 電子 作成日:2018年6月22日_記事番号:T00077730
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は21日、台湾の中国語に対応した初のスマートスピーカー「遠伝問問智慧音箱」を発売した。本体価格は5,990台湾元(約2万2,000円)から。遠伝の尹徳洋・個人ユーザー事業群執行副総経理は、台湾では今後4年でスマートスピーカー200万台以上の販売が見込め、「遠伝問問智慧音箱」で市場シェア首位を目指したいと述べた。22日付工商時報が報じた。
遠伝は、「遠伝問問智慧音箱」は台湾独特の中国語の使い方にも対応するので、家庭の良きアシスタントになるとアピールした(22日=中央社)
「遠伝問問智慧音箱」は中国の人工知能(AI)ベンチャー、出門問問(モブボイ)の中国語音声アシスタントソフトをベースに、遠伝の従業員1,000人以上の音声を利用して開発した。▽天気や株式市場の情報確認▽アラーム・リマインダー設定▽オーディオブック再生▽家電の操作──などが可能だ。
「遠伝問問智慧音箱」の開発では出門問問のほか、▽致伸科技(プリマックス・エレクトロニクス)の中国子会社、恵州超声音響(ティンパニー)▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下の宜優科技(EQL)▽ヤフー奇摩──など台湾内外の企業10社余りと提携した。
中華電信や台湾大哥大(台湾モバイル)、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)も下半期に中国語対応のスマートスピーカー発売を計画している。
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