ニュース 電子 作成日:2018年6月22日_記事番号:T00077732
通信機器大手、智邦科技(アクトン・テクノロジー)と陽明大学(台北市北投区)が産学提携で設立した陽明創新育成は21日、「Oenixクラウドスマート介護システム」を発表した。アクトンはこれにより、介護市場への参入を果たすことになる。22日付自由時報が伝えた。
同システムは当初、スマート照明、スマートベッド、スマート監視という重要機能を統合し、今後は高齢者やデイケア施設の需要に沿って機能を充実させていく計画だ。
陽明創新育成の郭文彬董事長は「台湾は2026年にも超高齢社会に入るとみられ、専門介護機関が家族に代わり高齢者介護を担うことになる。クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)による補助で、介護機関の負担を軽減し、高齢者の生活の質を向上していく」と説明した。
陽明創新育成の資本金は5,000万台湾元(約1億8,000万円)で、出資比率はアクトン40%、富順繊維工業30%、大船開発10%、陽明大学(技術による現物出資)20%となっている。
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