ニュース 建設 作成日:2018年6月22日_記事番号:T00077736
エンジニアリング大手の中鼎工程(CTCI)は21日、タイのエネルギー最大手、PTT傘下企業が同国ラヨーン県のマープタープット工業団地に設置する液化天然ガス(LNG)受け入れ基地の建設に関する競争入札で、戦略提携パートナー、イタリアのサイペム社と共同で落札に成功したと発表した。契約額は9億2,500万米ドルに上り、中鼎工程がタイで受注した工事としては最高額を更新した。22日付工商時報が報じた。
中鼎工程は昨年より東南アジア、南アジア市場での事業展開に注力しており、下半期にはマレーシア、フィリピン、ベトナム、タイで受注を獲得。同社が2017年に請け負った案件の35%以上が東南アジアでの工事となった。
今年もフィリピンの石油化学大手、JGサミット・ペテロケミカル、インドのインフラ建設大手、アダニ・グループから相次いで大型受注を獲得している他、台湾域内や米国、中東でも受注が見込め、今年の新規契約額は昨年の440億台湾元(約1,600億円)から少なくとも50%成長すると予想している。
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