ニュース 医薬 作成日:2018年6月25日_記事番号:T00077762
新薬開発の智擎生技製薬(ファーマエンジン)は22日、同社が提携するフランスのナノバイオティックスが開発した、がん放射線治療の効果を改善するための薬剤「NBTXR3」の臨床試験に成功したと発表した。欧州連合(EU)での医薬品認証取得と今後のライセンス交渉に有利になる見通しだ。23日付工商時報が報じた。
ファーマエンジンは2012年にナノバイオティックスから、アジア太平洋地域でNBTXR3の市場を開拓する独占ライセンスを取得した。
臨床試験は手足や胴体に軟部組織肉腫を持つ患者を対象に行われ、NBTXR3と放射線治療を併用した場合の完全寛解率は16.1%と、放射線治療のみの7.9%を大きく上回る良好な結果が得られた。
証券会社は、NBTXR3の用途は広く、ファーマエンジンは今後、多額のライセンス収入が期待できると指摘した。
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