ニュース 社会 作成日:2018年6月25日_記事番号:T00077770
2014年7月に高雄市で起きた大規模なガス爆発事故に関連し、高雄市政府が原告代理として起こした損害賠償訴訟で、高雄地方法院は22日、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)、華運倉儲実業(CGTD)に対し、3億6,651万台湾元(約13億1,000万円)の賠償を命じる判決を下した。23日付中国時報が伝えた。
高雄市政府は被害者3,140人の委託を受け、両社と台湾中油(CPC)の計3社に合計で10億5,319万元の賠償を求めたが、判決はCPCには過失はなかったと判断した。
判決は事故の過失負担比率を高雄市政府40%、LCYケミカルと華運が各30%としたが、被害者が高雄市政府を提訴せず、賠償請求権の時効(2年)が経過しているため、高雄市政府に対する賠償請求はできないとした。
代理訴訟のほか、高雄市政府は教育、水利など24局処が3社に1億7,362万元の賠償を求める訴えを起こし、高雄地方法院は損失額を1,298万元と認定。高雄市政府の過失分を差し引いた計778万元の支払いをLCYケミカルと華運に命じた。
事故では32人が死亡、321人が負傷した。
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