ニュース 建設 作成日:2018年6月26日_記事番号:T00077781
潤泰集団(ルンテックスグループ)傘下の潤泰創新国際(ルンテックス・デベロップメント)は、台湾鉄路(台鉄)松山駅前(台北市)の定期借地権マンション「潤泰代官山」の販売を7月に開始する。借地期間が65年の12.12坪の物件が850万台湾元(約3,100万円)と、月払い換算約1万900元で購入できる。住宅専門誌『住展雑誌』の何世昌企研室経理は、松山駅周辺の新築マンションの家賃は1万6,000元以上で、2万元を超える物件もあり、月払い額で比較すると潤泰代官山の方が最大40%以上安いと指摘した。26日付経済日報が報じた。
潤泰創新の簡滄圳董事長は、潤泰代官山は新社会人や安全志向の投資家、起業を志向する若者がターゲットと説明した。
また簡董事長は、潤泰代官山はビルの下層階と正面にルンテックスの複合商業施設「シティーリンク」松山店があるほか、台北MRT(都市交通システム)松山駅にも近いため、立地の良さで保有コストの高さをカバーできると強調した。
ただ、不動産専門家は、潤泰代官山には所有権が付いていないこと、地代(借地料)と房屋税(建物固定資産税)の負担が大きいことがネックだと指摘した。
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