ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月26日_記事番号:T00077783
台北市の超高層ビル「台北101」が1階の「智能生活区」に、キャッシュレスのスマート自動販売機5台を設置し、温かい弁当、茶飲料、冷たい豆乳などを販売している。26日付自由時報が報じた。
台北101のスマート自販機。商品は業者が毎日準備する(25日=中央社)
5台のうち4台が温かい食品、1台が冷たい食品用で、ICカード「悠遊カード(イージーカード)」やクレジットカードなどで代金を支払う。午前7時半から午後6時まで各時間帯に合わせた商品を販売しており、▽朝食チェーンの拉亜漢堡▽弁当業者の悟饕池上飯包──など10社余りが提供している。午前11時半からの昼食時に販売される300個の弁当は1時間以内に売り切れ、1日当たりの売上高は約3万台湾元(約10万8,000円)に上る。
台北101の劉家豪副総裁は、同ビルでは毎日1万3,000人が働いており、うち10~20%の人が昼食のために外出しており、自販機を利用すれば、時間を節約できると説明した。
台北101は8月に温かい食品用のスマート自販機を2台増設する計画で、59、60階など人通りの多いフロアへの設置も検討している。
台湾ではコンビニエンスストアのセブン-イレブン、スーパーマーケット最大手の全聯福利中心(PXマート)などもスマート自販機を展開している。
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