ニュース その他分野 作成日:2018年6月26日_記事番号:T00077793
台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した景気動向調査によると、製造業の5月の営業気候観測指数は101.69ポイントで前月比3.36ポイント上昇し、2カ月ぶりに上昇に転じた。台経院景気予測センターの孫明徳主任は、製造業全体の景気見通しは依然良好だが、原材料業界の先行きが懸念材料との見方を示した。中央社が伝えた。
孫主任は、台湾の輸出品目は▽ICT(情報通信技術)▽設備▽原材料──の3種類に大きく分けられると指摘。1~5月の輸出総額は前年同期比11.2%増加し、原材料業界の輸出額もプラス成長となったが、これは原油価格の上昇を見越したメーカーが原材料の調達を増やした結果と説明した。原油価格はこれ以上上昇しない見通しのため、原材料業界は今後、顧客の在庫過剰に直面する可能性があると懸念を示した。
サービス業の5月の営業気候観測指数は96.9ポイントで、前月比1.89ポイント上昇し、3カ月連続の上昇となった。
建設業は94.89ポイントで、前月比0.33ポイント低下し、4カ月連続の低下となった。
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