ニュース 電子 作成日:2018年6月27日_記事番号:T00077807
セットトップボックス(STB)用SoC(システム・オン・チップ)の揚智科技(アリ)は26日、スイスのテレビ関連ソフトウエア会社、iWediaと提携し、オーバー・ザ・トップ(OTT、インターネット経由による動画配信サービス)とデジタルテレビ放送規格「DVB」の両方に対応したハイブリッド型STBを共同開発したと発表。シンガポールで28日まで開催中のICT(情報通信技術)イベント「コミュニックアジア」に出展した。今後、アジア太平洋および南米市場をターゲットとする計画だ。27日付工商時報が報じた。
アリの張郁礼副総経理は、同社がハイブリッドSTB向けに開発したSoC「M3527」と「M3727」によって、TV番組とOTTコンテンツをスムーズかつ安全に受信することができると説明。その上で同社は、STBの完全なODM(相手先ブランドによる設計・生産)ソリューションの提供が可能で、顧客の製品発売までのスケジュールを短縮することができると強調した。
アリの6月の連結売上高は1億8,200万台湾元(約6億6,000万円)にとどまった。ただ、新たなソリューションの投入やインド向け出荷により、6月は2億元を回復すると予想されている。
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