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バイクとディーゼル車、排ガス基準強化へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年6月27日_記事番号:T00077812

バイクとディーゼル車、排ガス基準強化へ

 行政院環境保護署(環保署)の李応元署長は26日、空気汚染防制法(大気汚染防止法)改正案が25日に立法院で可決されたことを受け、バイクとディーゼル車の排ガス基準を段階的に強化することを明らかにした。27日付聯合報が伝えた。

/date/2018/06/27/03lee_2.jpg李応元環保署長は「大気汚染の防止制度をさらに充実させたい」と語った(26日=中央社)

 バイクに関しては、2020年から車齢16年以上の老朽車両についても、第4期排ガス基準を満たすことを義務付ける。台湾全土で100万台の2ストロークバイクが影響を受ける。22年からは第5期基準を適用する方向で検討する。

 ディーゼル車については、20年から車齢13年以上の車両にも第4期基準を適用。23年からは第5期基準を適用するとした。ガソリン車については現時点で基準強化の予定はないが、環保署が検討を進めている。

 2ストロークバイクに第4期基準を適用した場合、一酸化炭素の排出量の不合格率は従来の14%から45%に高まり、老朽車両の廃車が進むと期待される。