ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

日本食研の嘉義工場、20年春に稼働へ


ニュース 食品 作成日:2018年6月27日_記事番号:T00077816

日本食研の嘉義工場、20年春に稼働へ

 日本食研ホールディングス(愛媛県今治市)は26日、ブレンド調味料を生産する新工場を嘉義県の馬稠後産業園区に建設し、2020年春に稼働する予定と発表した。台湾で初の生産拠点となる。現在は日本で生産した商品を台湾で輸入販売しており、同社担当者は、今後は台湾市場向けの商品開発も行っていくと述べた。

/date/2018/06/27/07nihonshokken_2.jpg新工場の外観イメージ。現地生産で、台湾市場のニーズに柔軟かつ迅速に対応する(同社リリースより)

 新工場では、焼き肉のたれや空揚げ粉、天ぷら粉などのブレンド調味料を生産する。生産能力は年間8,000トン。

 新工場は、今年12月着工、20年2月完成予定。敷地面積は1万7,934平方メートルで、延べ床面積は9,628平方メートル。投資額は約33億円。

 同社は1986年に台北支店を開設以来、台湾で販路を順次拡大し、08年4月に現地法人の台湾食研食品(台北市)を設立した。台北、台中、高雄に4つの営業所があり、新工場竣工(しゅんこう)と同時に本社を移転し、5カ所目の嘉義営業所を開設する予定だ。