ニュース その他製造 作成日:2018年6月27日_記事番号:T00077819
製紙大手の中華紙漿(中華パルプ、CHP)は、国際パルプ価格の上昇を受け、7月に文化用紙と特殊用紙の価格を約5%引き上げる。同社の値上げは今年3度目となる。27日付経済日報が報じた。
黄鯤雄董事長は、国際パルプ価格が上昇し、為替レートも変動する中、今後もパルプと製紙の一貫生産体制と環境配慮型製品の開発を強化することで利益拡大を図ると表明した。
台湾では行政院環境保護署(環保署)が先ごろ、来年7月よりファストフードチェーン店内などで使い捨てのプラスチック製ストローの提供を禁止するとの方針を示したことを受け、今後は紙製ストローが主流製品となる見通しだ。台湾では中華パルプのみが紙製ストローの原料を供給している。
中華パルプは、川下メーカーの多くが紙製ストローの生産ライン設置を進めており、第4四半期に受注が期待できると説明。同社の花蓮工場の供給能力は十分で、紙製ストロー向け需要を好感していると表明した。
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