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ホテル業界の景気低迷、2~3年続く=晶華予測


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年6月27日_記事番号:T00077822

ホテル業界の景気低迷、2~3年続く=晶華予測

 ホテルチェーン大手、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ、FIH)の潘思亮董事長は26日、ホテル業界の景気について今後2~3年は低迷が続くとの見通しを示した。27日付経済日報が報じた。

 潘董事長は、多くのホテル業者が不景気で経営が厳しくなり、同社に運営委託を打診していると明かし、引き受けるかどうかを慎重に検討していると述べた。

 潘董事長は、今後も台湾内外で「晶英酒店(シルクスプレイス)」、「捷絲旅(ジャストスリープ)」など傘下ブランドの出店拡大を進め、海外では中華圏、日本、韓国を中心に攻勢をかけると表明した。

 同社は3月、英インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)と合弁で、台湾以外における麗晶酒店(リージェントホテルズ&リゾーツ)の展開を手掛ける新会社「リージェントホスピタリティワールドワイド(RHW)」を設立することを決定した。出資比率はIHGが51%、同社が49%。潘董事長は、リージェントの海外業務はIHGが主導し、FIHは毎年売上高の1.5~2%をライセンス料として受け取ることができ、FIHにとって「うまみがある」と述べた。