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セントリーノ2の出荷延期、台湾メーカーにも影響


ニュース 電子 作成日:2008年5月29日_記事番号:T00007783

セントリーノ2の出荷延期、台湾メーカーにも影響

 
 29日付経済日報によると、米インテルは6月に発売を予定していた次世代ノート型パソコン(ノートPC)向けプラットフォーム、「セントリーノ2」の発売時期を8月第1週に延期した。グラフィックチップに再テストが必要になったこと、無線チップセットで書類手続き上の問題やアンテナテストの問題が発生したことが原因だ。

 域内では華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)などのノートPCメーカーや、802.11n対応無線チップメーカーの瑞?半導体(リアルテック・セミコンダクター)、雷凌科技(ラリンク・テクノロジー)に対する影響が懸念されている。

 また、同プラットフォームは、インテルが初めてWiMAX(ブロードバンド無線技術)をサポートしたもので、モジュール受託製造大手の環隆電気(USI)や正文科技(ジェムテック・テクノロジー)、和碩聯合科技、永碩聯合国際などの出荷にも影響が出ると見られる。

 6月に新しいノートPC向けプラットフォーム、「プーマ」を発売予定の米AMDにとっては追い風となりそうだ。