ニュース 電子 作成日:2018年6月28日_記事番号:T00077831
光学レンズ大手、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)の陳天慶董事長は27日、大口顧客が下半期に発売する新製品向けの背面カメラレンズと3D(3次元)センサー対応レンズをサンプル出荷したと明らかにした。アップルが9月に発売するとみられるスマートフォン「iPhone」新製品を指すとみられ、大立光電(ラーガン・プレシジョン)と受注を分け合うと予想されている。28日付経済日報が報じた。
iPhone向けはこれまで、ジニアスが主に前面カメラレンズ、ラーガンが主に背面カメラレンズを供給してきた。
アップルは昨年発売したiPhoneX(テン)で3Dセンサー対応のデュアルレンズを搭載し、ジニアスはラーガンと受光レンズの受注を分け合ったとみられる。今年発売されるiPhone新製品3機種は全て3Dセンサー対応レンズを搭載するとの観測があり、ラーガンはレーザー照射用のレンズ受注に向け、プラスチック製レンズをサンプル出荷中だと明かしていた。
陳董事長は、ジニアスはレーザー照射用のレンズとしてプラスチック製レンズと、プラスチック・ガラス混用のハイブリッド(混合型)レンズの両方をサンプル出荷したと説明した。
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