ニュース 電子 作成日:2018年6月28日_記事番号:T00077832
中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)は、今年初めに量産を開始した第10.5世代工場で、ガラス基板投入枚数を増やし続けている。大幅値下げによって市場シェアを拡大し、台湾、韓国メーカーを65インチパネル市場から締め出すと表明している。65インチパネル価格は既に原価割れ近く、さらに下落する可能性があり、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)が打撃を受けそうだ。28日付工商時報が報じた。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの邱宇彬研究部副総経理は、65インチパネル価格は230~240米ドルと、昨年のピーク時の410~420米ドルと比べ、約45%下落したと指摘した。
ウィッツビューの統計によると、1~5月の65インチパネル市場シェアはサムスン電子が38%で首位、続いてLGディスプレイ(LGD)の25%、AUOの19%、イノラックスの10%で、BOEは4%だった。
BOEの65インチパネルは良品率が低く、生産コストも高い。ただ、BOEの65インチパネル出荷は第2四半期から急増しており、5、6月はそれぞれ3万~5万枚に上った。需要期の第3四半期は単月10万枚を目指している。
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