ニュース 食品 作成日:2018年6月28日_記事番号:T00077836
頂新国際集団傘下の食品大手、味全食品工業の蘇守斌執行長は27日、米スターバックスから冷蔵コーヒー飲料4種類の生産を受託し、既に今月より、北京市、上海市、広東省広州市、深圳市、重慶市を含む中国20都市のコンビニエンスストアで販売されていると明らかにした。28日付工商時報が報じた。
蘇執行長によると、味全が受注したスターバックスのコーヒーは、価格が1本16人民元(約270円)とコンビニで販売されるコーヒーとしては高額で、主に20~30代をターゲットにしているという。
味全は現在、杭州工場(浙江省)の生産ライン1本をスターバックスのコーヒー専用に当てており、年間生産額は2億人民元を見込んでいる。
味全は先ごろ、スターバックスの中国店舗網に牛乳を供給することで交渉を進めており、年内にも契約できる可能性があると明らかにしており、実現すればコーヒーの受託生産と合わせ、今後、中国における飲料事業の成長を後押ししそうだ。
味全はまた、今年末に広州の新工場の稼働が見込まれるほか、2019年末~20年に蘇州工場(江蘇省)も稼働する見通しだ。
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