ニュース 電子 作成日:2018年6月29日_記事番号:T00077855
科技部は28日、人工知能(AI)半導体などの開発を支援する「半導体射月(ムーンショット)計画」の対象となる産学連携プロジェクト20件を発表した。ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、台湾大学と共同で3ナノメートル製造プロセスの技術開発を進め、2022年の量産を目指す。29日付経済日報が報じた。
陳良基科技部長(右2)ら。半導体ムーンショット計画は、台湾を22年段階でAI部品関連企業と人材の集積地にする狙いがある(科技部リリースより)
TSMCと台湾大学のプロジェクトには、TSMCに半導体製造装置を供給する台湾応用材料(アプライドマテリアルズ台湾)も参加する。
TSMCの孫元成技術長は、同社は台湾のAI発展の後ろ盾になると表明した。
半導体ムーンショット計画は2018~21年に40億台湾元(約145億円)の予算を投じて進める。今回選ばれたプロジェクトは▽AIチップ▽センサー▽メモリー・情報セキュリティー▽新興分野───が中心で、TSMC以外に▽聯発科技(メディアテック)▽台湾新思科技(シノプシス台湾)▽聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)▽世界先進積体電路(VIS)▽旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)▽華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)▽クアルコム▽友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)▽上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)▽中信造船──などが参加する。
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