中国のブロックチェーンサービス業者、神州数字銷售技術（チャイナ・バイナリー・セール・テクノロジー）は28日、米マイクロソフト（ＭＳ）、ゲームアプリの熱酷（rekoo）と提携し、台湾を拠点に金融、電子商取引（ＥＣ）、エンターテインメントなどの分野にブロックチェーン技術を応用していくと発表した。29日付経済日報が伝えた。
神州数字の創業者、孫茳濤氏は「ブロックチェーンは当初ビットコインで皆に知られるようになったが、応用シーンは金融業から広がり、ビジネスや生活を変えつつある」と述べた。
その上で、台湾を拠点に提携関係を結んだことについては、「台湾は人材が豊富で、東南アジア市場を十分に理解しており、将来的に東南アジア市場を開拓する上で前哨基地になるからだ」と説明した。
神州数字の「MasterDAX」は、デジタル資産取引所向けのワンストップ型ソリューションで、プラットフォーム構築、資金管理、セキュリティー、マッチングエンジンなどを融合したものだ。既に30カ国・地域以上でサービスを提供している。
