ニュース 食品 作成日:2018年6月29日_記事番号:T00077866
行政院環境保護署(環保署)は28日、食品の着色用に使用されたことが相次いで明らかにあった赤色着色料「スーダンレッド」と工業用染色剤「メチルイエロー」など14種類の化学物質を第4類毒性化学物質に指定した。29日付自由時報が伝えた。
検査では食品添加物業者など268社が対象となる(28日=中央社)
台湾では昨年、発がん性が指摘されるスーダンレッドが塩漬けのアヒルの卵に使用されていたほか、数年前にはメチルイエローが豆乾(圧縮、脱水した豆腐)に使用されたことも判明している。
環保署はスーダンレッドやメチルイエローについて、「合法的な工業用原料だが、食品への添加を禁止する。長期間、大量に摂取すると、肝臓や腎臓に毒性があり、発がんリスクもある」と説明した。
環保署や行政院食品安全弁公室などは、7月1日から食品添加物業者、化学工業原料業者に対する一斉検査を実施する。
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