ニュース 農林水産 作成日:2018年6月29日_記事番号:T00077870
蔡英文政権が進める「アジア・シリコンバレー計画」の推進機関、アジア・シリコンバレー計画執行中心(ASVDA)の邱俊栄執行長は28日、屏東県内埔郷のカカオ農園を視察した際、情報システムの開発、構築を手掛ける柯思科技(コンセプト)や興農集団をメンバーとする協同組合を結成し、インターネット(IoT)などスマート技術を活用して東南アジア向けにカカオの契約栽培を行うとの計画を明らかにした。29日付工商時報が報じた。
邱執行長によると、屏東県内埔郷のカカオは、チョコレートの国際品評会「インターナショナル・チョコレートアワード」で昨年、賞を獲得した実績を持ち、全世界での販売を目指すという。
東南アジア向け契約栽培計画について邱執行長は、IoTを活用した遠隔管理技術を活用、カカオの木から板チョコの生産までを一貫して手掛ける「Tree to Bar」方式で栽培を進める。同方式で技術の漏えいを防ぐ方針だ。
このほか、ASVDAは桃園市、台中市、台南市でも小型無人機(ドローン)や人工衛星を活用したスマート型農業の試験を進めている。
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