信用調査会社の中華徴信所企業が28日発表した2017年の売上高上位10社のうち、６社が米アップルのサプライヤーだった。台湾電子業界がアップル１社に依存している状況が改めて浮き彫りになった。29日付聯合報が報じた。
17年の売上高首位は13年連続で鴻海精密工業で、前年比5.49%減の３兆1,181億台湾元（約11兆3,000億円）だった。２位は３年連続で和碩聯合科技（ペガトロン）で、７%増の１兆806億元だった。３～10位は順に▽広達電脳（クアンタ・コンピューター）▽台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）▽台湾中油（中油、ＣＰＣ）▽国泰人寿保険（キャセイ・ライフ・インシュアランス）▽仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）▽緯創資通（ウィストロン）▽南山人寿保険▽富邦人寿保険──だった。
17年の純利益首位は14年連続でＴＳＭＣで、前年比2.65%増の3,431億元だった。２位は鴻海で6.68%減の1,387億元だった。
